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スペイン語でメールを書くときに毎回Web検索しなくて済む参考書

スペイン語でメールを書くときに毎回Web検索しなくて済む参考書

 

スペイン語でメールや手紙を書きたい」

「DELE B1,B2の作文で高得点を取りたい」

「Webで表現を調べても情報は断片的で効率が悪い」

「どんなシチュエーションにも対応する参考書は?」

 

筆者も同じ悩みを抱えていましたが、この参考書に助けられました。

 

このブログのまとめ
  • フォーマル・インフォーマル表現が学べる
  • 場面別に137の例文
  • 重要表現は暗記
  • ネイティブの添削でボコボコに
  • 乗り越えると嬉しい事が待っている
Eメールのスペイン語
四宮 瑞枝(著), 廣康 好美(著), ホセファ ビバンコス(著), フアン カルロス モヤノ(著)
白水社(2013年12月12日)
対象の方
  • スペイン語でメールや手紙の表現を勉強したい方
  • DELE B1、特にB2の作文で高得点を取りたい方

 

 

 

 

 

筆者はスペイン語圏で2年ほど仕事や生活をし、日本に戻ってから約10年は全くスペイン語の勉強をせず、ほぼ全てを忘れた状態から勉強を再開し、オフィスでコソ勉をしたり、週末に図書館で勉強をし、DELE B1,B2を取得しました。

 

ちなみにB1は2回落ちました。B2も1回落ちました。

 

スペイン語圏に居た頃は、

「フォーマル表現はパクって適当に使えばいい。」

で乗り切ってしまい、日本に戻ってからはすっかり忘れました。

 

当然、1回目のB2受験の作文問題では痛い目に遭いました。

 

「やはり、きちんとした型をもう一度学ぼう」

と、スペイン語圏で生活する友人に相談したところ、紹介されたのが本書でした。

 

友人もスペイン語圏で生活を始めた頃、本書にお世話になったとの事。 

 

 

内容

本書ではフォーマルやインフォーマルな表現、あらゆる場面で利用できる例文集が掲載されています。

 

 

はじめに
本書の使い方

スペイン語Eメールの基本
スペイン語 Eメールの基本的組み立て
敬辞と結辞の例
参考 封筒・葉書の書き方
語や文をつなぐ表現
手紙やメールでよく使われる略語

スペイン語Eメールの実例
1. 紹介する
  1-1 自己紹介する
  1-2 他の人を紹介する

2. 近況を尋ねる・報告する
  2-1 久しぶりに連絡する
  2-2 旅行先から便りを送る

3. 誘う、誘いを受ける・断る
  3-1 友人を色々な活動に誘う
  3-2 公的な行事に招待する

4. 集まりを企画・調整する
  4-1 仲間で集まる
  4-2 会議や会合を企画する
  4-3 約束や予定を変更・キャンセルする

5. 外国に行く準備をする
  5-1 旅行の計画を立てる
  5-2 留学の準備をする

6. 依頼する・依頼を受ける・依頼を断る

7. 情報を共有する
  7-1 情報を求める・提供する
  7-2 通知する

8. 意見を言う
  8-1 意見を述べる・求める
  8-2 苦情を言う
  8-3 注意喚起する・懸念を伝える

9. 感謝する

10. 謝罪する

11. 祝う

12. 見舞い・お悔みの気持ちを伝える

・本書で使った語句・表現
日本語表現索引
スペイン語表現索引

※ 目次より引用

 

各ページには「F(フォーマル)」「I(インフォーマル)」の区分けがあります。

 

重要表現は太字表現され、ページ下部に説明があります。例えば、

 

para su consideración(ご検討いただきたく)は、参考資料などを送る際の表現。
用例】Le presento mi proyecto para su consideración.(私の企画を提示させていただきますので、ご検討お願い致します。

※ 本書より引用

 

Me atrevo a dirigirme a usted ~
突然のメールの書き出しに使われる表現。[atreverse a +不定詞](敢えて~する)は、日本語の「勝手ながら」にあたる表現として便利。

※ 本書より引用

 

Tengo el gusto de anunciar que ~
喜ばしい知らせを伝える時にフォーマル、インフォーマルを問わず使えるメールの書き出しの表現。

※ 本書より引用

 

こうした解説や置換可能な表現、例文が記載され、必要に応じて単語もまとめてあります。

 

ちなみに掲載されている例文の数は、インフォーマル・フォーマルを合わせ137表現となります。

  フォーマル インフォーマル 合計例文
1 紹介する 5 4 9
2 近況を尋ねる・報告する 0 8 8
3 誘う、誘いを受ける・断る 5 9 14
4 集まりを企画・調整する 7 13 20
5 外国に行く準備をする 13 2 15
6 依頼する・依頼を受ける・依頼を断る 3 6 9
7 情報を共有する 8 8 16
8 意見を言う 4 6 10
9 感謝する 2 6 8
10 謝罪する 3 2 5
11 祝う 1 11 12
12 見舞い・お悔やみの気持ちを伝える 4 7 11
総合計 55 82 137

※ タイトルは目次より引用

 

 

優れている点

  • フォーマル、インフォーマル表現の両方を学べる
  • あらゆる場面を想定した例文集
  • キーとなる表現の説明
  • 置換可能な表現も併記

 

目次にもある通り、あらゆる場面を想定した例文があるので、メールや手紙を書く様々なシチュエーションに遭遇しても、対応可能です。

 

筆者はフォーマル表現を必死に覚えたので、以前のように、Webで表現を探す頻度が格段に減り、メールを書く事に少し自信が持てるようになりました。

 

 

Eメールのスペイン語
四宮 瑞枝(著), 廣康 好美(著), ホセファ ビバンコス(著), フアン カルロス モヤノ(著)
白水社(2013年12月12日)

 

辛い点

  • 覚えるべき表現・単語は多い

 

フォーマルな例文から、太字表記のキーワードとなる表現・単語を抽出すると500を超えました。インフォーマルも同程度のボリュームなので1000前後の表現・単語を覚える必要があります。

 

 

この本での学習

抽出して覚える

例文を精読し、分からない表現を含め「文章の型」を覚えていく必要があります。

 

この本を購入した頃は、

「へぇ~、こんな使い方あるんだ~。」

と読んでいるだけで、いざアウトプットの場面になると、

「なんだっけ?ちょっと調べよう。」

を繰り返していました。

 

これではWebを調べるのと大差が無かったので、キーとなる表現、単語・熟語は覚える事にしました。

 

無料の「ANKI」ソフトが役に立つので、活用する事をおすすめします。

apps.ankiweb.net

 

ひたすらアウトプット

覚えた後は、身につくまで繰り返し作文練習をしました。

 

オンラインスペイン語会話でネイティブにボコボコに添削される日々を送り、現在は何とか「大人なスペイン語メール」を書けています。

 

ごめんなさい(お詫び)を使い分ける

本書では下記のように謝る言葉も豊富に記載されています。

 

 

~に対してお詫び申し上げます。
Le ruego (que) acepte mis disculpas por ~

 

~する事を申し訳なく思う。
Siento mucho las molestias que +接続法 / Disculpe las molestias que +接続法

 

Lo siento mucho.
誠に申し訳ありません。

 

lamentar +名詞 / que +接続法
~して申し訳ありません。

※ 本書より引用

 

筆者はスペイン語圏で生活していた頃

「日本人はすぐ謝るから、なめられるんだ!」

「だから『失礼』以外は使わない!」

と豪語して、現地の方々と対立を繰り返してきました。

 

しかし、これだけの謝り表現を使いこなし「謝り上手」になっていたら、もっと大きな成果をあげられたのではと、後悔しています。

 

 

DELEのレベル感

B1ではフォーマル表現の作文はないものの「敬辞と結辞」は必要となるし、インフォーマルな表現も豊富にあるので参考になります。

 

B2以上ではフォーマル表現は必須なので、「F」マークのついた例文は徹底的に覚え、使いこなせる状態になる必要があります。


苦しい暗記やネイティブのボコボコ添削はストレスが溜まりましたが、表現を使えるようになると良い事もありました。

 

ある時、メキシコ人の友人が

「お前のメールのスペイン語は洗練されてきたな。勉強しているのか?」

と言われ、

「勉強の甲斐があった・・・。」

としみじみ思いました(本書をパクリまくっただけですが・・・)。

 

これで記事は終わりとなります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

本記事は筆者自身のスペイン語勉強を基にしています。

多少なりともスペイン語勉強の参考になれば嬉しい限りです。