結論、はじめに
結論:シーズンにはちょっと早いようです。5時間で9匹。
テナガエビ釣りの最盛期はゴールデンウイーク明けから夏までとの記述をよく見かけますが、果たしてゴールデンウィーク中はどうなのかと気になっていたので、2019年5月4日に10連休真っただ中の東京都の水元公園でテナガエビ釣りをしてみました。
天気:晴天
時間:10時~15時半
竿:4本(2人)
餌:ミミズ、米粒
場所:池西側(お食事処、涼亭近く)
釣り方:池の縁のコンクリートに沿って餌を落とす
釣果:9匹
5時間近くねばりましたが、釣果は9匹。(写真は撮り忘れ)
胴体が3~4㎝程度のが居たりとあまりパッとしない感じでしたが、5㎝超のも釣れてそれなりに楽しむことが出来ました。
場所、アタリ
クチボソなのかテナガエビのアタリなのか判別が難しいところですが、頻繁にアタリはありました。
同じ仕掛けと餌を使っていた友人はひたすら同じ場所で粘って1匹。
一方、ちょこちょこと場所を変えながら釣った筆者は8匹と釣果に差が出ました。とは言え、30㎝くらいずつ移動してエサを落とすを繰り返し、2~3mしか動いていませんが、釣果の違いはあるようです。
概要にも書きましたが、コンクリートの縁に沿ってエサを落とすだけです。
コンクリートの縁から離れたところにもエサを落としてみましたが、反応は良くありませんでした。やはりテナガエビは縁にへばりついているようです。
テナガエビは夜は活発に動き回るようですが、昼間はあまり動かないので、彼らが隠れられるコンクリートの縁にピンポイントでエサを落としてあげるだけでいいようです。
エサ
エサの種類は、今回はミミズを使ってみました。おにぎりを食べていたので試しに米粒でもやってみましたが、同じようにクチボソを含めてアタリもそれなりにありました。正直なところ人間が食べられるものなら何でもいいようです。
エサの付け方にはきちんと気を使わないと釣果に差が出ます。
今回は市販のテナガエビの仕掛けを使いましたが、そもそもテナガエビのハリは小さいので、それに合わせてミミズを5mmくらいに小さくちぎってつけてあげないと、テナガエビも食べるのに時間がかかるようです。
アタリはそれなりにあるものの、エサが大きすぎて食べている途中だったらしく、しっかりとハリが口に引っ掛からずに、水面近くまで来てバラしてしまう事も何度かありました。
竿
竿は池の縁を狙うだけなので30cmもあれば十分です。
但し、ハリに掛かった後はエビもかなり暴れるので、竿先の柔らかさは一番重要です。その辺に転がっている枝でもやってみましたが、枝が硬いと引きを吸収できず何回も逃げられてしまいました。
枝の硬さ、食いが浅くて逃げられたのを合わせれば30匹以上は釣れていました。
先の柔らかい枝となると細い竹や熊笹が最適です。
細い竹を見つけるのも難しいですし、熊笹にいたっては標高1000m以上じゃないと無いとありません。
「テナガエビ釣りの竿で1000円以上は出したくない」
「渓流用の振り出し竿から竿先だけ出して使ってもいいけど、折れたら・・・」
と思い、こちらを購入し、使いました。
いろいろな太さがありますが、釣るのはテナガエビなので一番細いので十分です。これだと釣れた時のしなりも良く、その辺の枝よりも釣果が増えます。
釣りあげたら
釣りあげたエビは、クーラーボックスに池の水を入れて電池式のブクブクで生かしたまま持って帰り、翌日のバーベキューの際に焼いて食べました。水元公園の池は濁っているので臭味はあるのかと思いましたが全く無く、とにかくエビのうま味が凝縮していて美味しいの一言でした。
(釣りあげてすぐに死んでしまったエビも食べてみましたが、泥臭さはゼロでした。)
ネットを見ると焼いて食べるより、揚げると美味いという記述も多いので次回は揚げてみます。
最後に
天気が良かったのが何よりでしたが、10連休という事もあり、かなり賑やかなかんじでした。
竿も高価なものはいらないし、仕掛けも数百円、エサも数百円で、釣り方も難しくなく、しかも食べて美味しいテナガエビ釣りは是非お勧めです。
更に水元公園であれば、家族で行っても子供が飽きてしまえば遊具もあるので遊んでいられるし、その間にお父さんとお母さんは今夜の晩酌のつまみをせっせと釣り上げるという事もできます。
水元公園の駐車場は数百台が駐車できる規模なので、停める事が出来ないという事もありませんでした。
6月頃に再チャレンジして、どの程度テナガエビが成長したのか見たいところです。