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転職エージェントが使えないとイライラしたら考えてみたい事

転職エージェントが使えないとイライラしたら考えてみたい事

 

 

「まともな求人を紹介してくれない。」
「連絡がなかなか来ない。」
「会社の言う事ばっかりを押し付けてくる。」
「給与交渉も全然してくれない。」

 

エージェントを使って転職活動をしているとこんなイライラを持ちますが、

 

こんな事を考えてみたらいかがでしょうか。

 

このブログのまとめ
  • 転職エージェントの立場
  • お客様は神様?
  • 自分のスキル不足の可能性
  • こっちは人生の一大事、でも向こうはビジネス
対象の方
  • 転職エージェントにイライラしている方

 

筆者は約20年、日本企業5社に所属しました。転職は4回しましたが、転職活動は在職しながらのコソコソ活動でした。

ちなみに、エージェントは1回のみを含めると合計9社利用しました。

 

転職エージェントの担当にイライラし、
「こっちは人生の一大事なのに、何でそんなにビジネスライク?」
とこんな気持ちを抱えた事もありました。

 

しかし、友人のキャリアコンサルタントから話を聞いたり、彼らの立場を考えると冷静になれるようになりました。

 

 

転職エージェントの立場

  • 求職者よりも企業の意向が優先される

この図を見れば分かる通り、エージェントにはWeb等の広告料収入もありますが、基本的には企業からの紹介料で商売が成り立っています。

 

転職エージェントが使えないとイライラしたら考えてみたい事
 

転職エージェントにとって求職者はもちろん大事ですが、お金を払ってくれる企業の方がもっと大事な存在なのです。

さらに日本の悪しき慣習を考慮すると、

「お客様(お金を払ってくれる企業)は神様」

となり、転職エージェントよりも立場が上になりがちです。

 

転職エージェントが使えないとイライラしたら考えてみたい事

 

そうなると、この図のように立場のようになり、残念ながらお金を払う企業の立場が強くなってしまいます。

 

 

求職者のイライラ一覧

求職時

  • 希望にあった求人を紹介してくれない
  • 機械的な対応
  • 興味の無い求人をしつこくすすめる
  • 連絡が無い、遅い
  • 逆に連絡がしつこすぎる
  • 上から目線

面接・内定時

  • 日時確定のプレッシャーが厳しい
  • 求職者の質問が企業に正確に伝わらない
  • 落ちたり、内定辞退をしたら連絡がパッタリ無くなる
  • 給与交渉に消極的
  • 内定後は入社させようと理詰めでプレッシャー

求職者のイライラのほとんどは、転職エージェントと企業の立場の上下を考えれば納得できます。

 

スキル不足の可能性

一方で、特に気を付けたいのが

「連絡が無い、遅い」

「上から目線」

です。

 

この原因は「自分のスキル不足?」ではないかと冷静に見つめる必要があります。

 

どんな商売でも同じですが、転職エージェントも商売を成り立たせるために、最短の道を模索しています。

 

そうなれば

「スキルの高い求職者の紹介=最短の道」

となります。

 

さらには転職エージェントが増えた昨今、最適な求職者を企業に紹介できなければ
「あのエージェントの紹介はイマイチ。他を使ってみようか?」
と切られかねません。

 

さらに「上から目線」という事は

「お金にならない求職者」

と見られている可能性があります。

 

こうした状況で無理をして転職活動をしても、この図のように求職者は最下層の立場になります。

 

転職エージェントが使えないとイライラしたら考えてみたい事

 

そうでなくてもストレスの溜まる転職活動を最下層の立場で乗り切るのは難しいので、先ずはスキルを獲得し、

「この人は、金になる!」

と、転職エージェントを見返してやりましょう。

 

 

冷静になって見つめると

  • 求職者にとって転職は人生の一大事
  • 一方で転職エージェントはビジネス

求職者は人生の一大事ですから、どうしても些細な事で感情的になりがちで、
「人生の大きな節目なのに、あのエージェントはなんて冷たいんだ。」
こうした思いを抱きがちですが、ここは冷静になる事をおすすめします。

 

彼らの立場、自分のスキルを冷静に見つめる事が出来れば、多少なりともイライラは解消し、彼らへの対応の仕方が見えてくるのではないでしょうか。

 

筆者は何回も転職エージェントの担当に腹を立てた事がありますが、結局は自分のスキル不足であったり、彼らの立場を理解していなかっただけの事でした。

この辺りの状況理解があれば、文句のメールを送る事も無かっただろうと思い出して反省しています。

 

これで記事は終わりとなります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事は筆者自身の転職経験等を基にしています。

多少なりとも参考になれば嬉しい限りです。