ブロゲーロ

退職届を出した後に陥りやすい、感傷的な気持ちとの戦い方

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結論、はじめに

 

結論:感傷的な気持ちは捨て去り、ロボットのように引継ぎを

 

迷いに迷って退職を決め、

意を決して上司に退職届を出し、

やっと受理され、引継ぎが始まる。

 

こんな時にスーッと心の中に湧き上がってくる感傷的な気持ちがあります。

 

長年勤めた会社を辞める訳ですから「自分」は感傷的になるのは無理もありません。しかし、ここで立ち止まって考えて欲しい事があります。「周り」は自分が思うほど感傷的な気持ちは持っていないという事を。

 

ここを履き違えてしまうと、最後に仕事で無理をしたり、やらなくてもいい「感謝の気持ち」を過剰に出してしまったりする事にもなりかねないので、そんな気持ちになってしまった時の対処法を筆者の経験から考えたいと思います。

 

 

こんな気持ちになったら要注意

 

感傷的な気持ちが湧き上がるきっかけはいろいろあるかと思います。例えば、退職届受理後、噂が広まり、

  • 嫌いだった上司が態度を一変させて優しくなった
  • 嫌いだった上司が退職理由に理解を示して応援してくれた
  • 仕事だけのつながりの同僚が「寂しくなるな」と声をかけてくれた
  • 上司や同僚や取引先に退職のメールを書いていたら「ジーン」と来た
  • ふと職場を見まわした瞬間に「ジーン」と来た

 

毎日のように嫌な気持ちにさせられた上司に対しても、潮が引くかのようにネガティブな気持ちが消えて、

「今となっては良い思い出です。ありがとう!」

こんな気持ちになったりもします。

 

更に気持ちが高ぶってしまうと、

「辞める事にはなったけど、最後にみんなの為に出来る事はあるんじゃないか?」

と、うるんだ眼で考えてみたり、

「 最後はフル全開で頑張るぞ。」

と、妙に遅くまで残って頑張ったりしてしまう事があります。

 

こうなってくると、だいぶ自分に酔ってしまっている症状なので、氷水で顔を洗って目を覚ます必要があります。

 

 

そんな気持ちは自分だけ!

 

残念ながら、そんな感傷的な気持ちになっているのは自分だけなのです。プライベートで交流のあった一握りの同僚以外は、「寂しくなるね。」「残念だ。」と表面的には言うかもしれませんが、本心ではそんな事は全く思っていません。

 

仮に自分が複数の仕事を抱える有能な人材であったなら、なおさらです。

 

ほとんどの同僚たちは、

「おいおい、あの人の仕事が降ってきたらどうしよう。」

「いいなぁ、憂鬱な日々からはさようならですか。」

「まぁ、どこに行ってもサラリーマンは同じだと思うけどね。」

と、残念ながら辞めていく自分とは正反対の冷めた気持ちなのが当たり前です。

 

自分の在職中を思い出してみれば、仕事の付き合い程度の同僚が辞めていく時にそこまで感傷的になったでしょうか?日々の仕事が目の前にあり、正直なところ冷めた気持ちを抱えていたのではないでしょうか。

 

自分が退職するからと、周りが特別になる訳が無いのです。

 

結局のところ、同僚や上司も「あなたが居なくなる事」に対して、その程度の気持ちしか持ち合わせていない事を、先ずは肝に銘じるべきです。

 

 

ロボットのように、そうは言っても・・・

 

周りが冷めているのだから、自分だけ熱くなる必要はありません。ロボットのように無感情で引継ぎを行い、日々の業務を淡々と進めていけばよいのです。

 

そうは言っても、例えば、会社によっても違うでしょうが、3ヶ月前に退職を申し出た場合、その後の3ヶ月は在籍しないといけないのですから、ロボットのように振る舞っていても、上司や同僚の言葉や、ふと職場を見まわした時に、睡魔のように「ジーン」と感傷的な気持ちに襲われることでしょう。

 

そんな時におすすめな方法は、

退職を申し出る前に「なぜ自分は辞めるのか?」をしっかりと書き、そして退職を申し出た後は、日々それを読み直す事をお勧めします。

 

内容としては、

  • なぜ自分は辞めるのか
  • 辞めるきっかけになった思い出を列挙(上司・同僚との人間関係、仕事、給与)

となります。

 

先ほども書きましたが、感傷的な気持ちがヒートアップすると、嫌な思い出は心の隅っこに追いやられ「今では良い思い出、ありがとう!」になってしまいます。

そんな気持ちに冷や水を浴びせられる「具体的な思い出」と「その時の気持ち」をハッキリと書いておくことです。

そして繰り返しになりますが、出勤最終日前日までは毎朝読み返して、思い出し、冷静になりましょう!

 

 

出勤最終日は

 

ようやくここまで辿り着けば、多少「感傷的」になっても構わないと思います。

 

お世話になった上司や同僚に自分が思うままのお礼を言ってください!

 

と言いたいところですが、ここでも気をつけて欲しいのが「自分が思うほど相手は思っていない。」という事です。

 

これから2度と会う事は無いだろう同僚や上司にも「退職+最終日効果」で気持ちが高ぶり、リップサービスをしてしまう可能性があるので、ここは「気持ちを抑える訓練」と肝に銘じておさえ気味に話をしてみてください。

 

そして、退社時刻になり職場を出たら、思いっきり感傷的な気分に浸りましょう。

(送別会でそれどころではないかもしれませんが。)

 

 

最後に

 

筆者も退職を何回か経験しましたが、「感傷的」になり過ぎ、

「残されるみんなの為と、上司を徹底糾弾。」

「残されるみんなの為と、連日の深夜残業。」

「引き継ぎ書に全身全霊。」

「御礼行脚。」

今振り返ると、恥ずかしくなるような思い出がけっこうあります。

 

「感傷」はなかなかコントロールする事が難しい気持ちですが、冷静さを失わない為に「退職申し出」前に入念な準備をしておくことをお勧めします。