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接続法をマスターする為のおすすめの一冊(DELE B1/B2対策)

DELE B1/B2対策と接続法をマスターする為のおすすめの一冊

 

 

「接続法と聞いただけで拒否反応。」
でも、
「直接法だけでは表現が豊かにならないのは事実。」
「接続法で表現を豊かにして、ネイティブともっと深い話をしたい。」
「DELE B1、B2を獲得するには接続法は避けては通れない。」

 

こうした悩みを持った方におすすめの一冊があります。

 

このブログのまとめ
  • 接続法を網羅的に勉強出来る
  • 解説がしっかりしているので参考書としても利用可能
  • B1レベル(接続法現在)であれば、サラっとやるだけでOK!
  • B2レベルは隅々まで勉強する必要有り

 

極める!スペイン語の接続法ドリル
菅原 昭江(著)
白水社(2016年1月7日)
対象の方
  • 接続法をマスターしたい方
  • DELE B1、B2を目指す方

 

筆者はスペイン語圏で2年ほど仕事や生活をし、日本に戻ってから約10年は全くスペイン語の勉強をせず、ほぼ全ての単語を忘れた状態から勉強を再開し、オフィスでコソ勉をしたり、週末に図書館で勉強をし、DELE B1,B2を取得しました。

 

「ん~、接続法・・・、雰囲気で!」

 

と、B1勉強時は軽く考えていましたが、B1の文法問題を取りこぼすもののB1合格、

しかし、B2準備を始めると問題は深刻化し、難易度の上がった接続法の文法問題はほぼ全滅、さらには作文、口頭を添削してくれる先生からも


「使い方がおかしい!接続法は勉強した?」

 

と突っ込まれるようになり、慌てて対策本を探しました。

 

基礎文法はドリルで何とかなった経験があったので、接続法でもドリルを探したところ、この本に出会いました。

 

 

 

内容

下記の解説、ドリル問題が掲載されています。

 

 

 

  1. 接続法現在
  2. 接続法の過去時制
  3. 独立文(quizá, tal vez等)
  4. 名詞節 願望、意思の動詞(querer, esperar等)
  5. 名詞節 依頼、命令、禁止、許可、忠告の動詞(pedir, ordenar等)
  6. 名詞節 感情の動詞(sentir, lamentar等)
  7. 名詞節 価値判断の表現(importante, suerte等)
  8. 名詞節 思考、知覚、伝達の動詞(pensar, sentir等)
  9. 名詞節 確実性の表現(seguro, claro等)
  10. 名詞節 名詞を用いた表現とその他の表現(pensamiento, esperanza等)
  11. 形容詞節
  12. 副詞節 目的の表現(para, con el fin de等)
  13. 副詞節 時の表現(cuando, según等)
  14. 副詞節 siを用いた条件の表現
  15. 副詞節 様々な条件の表現(en caso de que, a no ser que等)
  16. 副詞節 様態、理由、結果の表現(como si, ni que等)
  17. 副詞節 譲歩の表現(aunque, a pesar de que等)
  18. 命令文 肯定命令
  19. 命令文 否定命令
  20. 命令文 補足と復習
  21. 総復習

 

※ 目次より引用

 

 

優れている点(メリット)

説明が丁寧

パートの最初にある説明は丁寧で、学習者が引っ掛かる

「どういった場合に接続法になるのか?」

が説明されています。さらには例文もしっかりと記載されているので、筆者が弱いパートの例文は暗記ソフトに例文を入れ、暗記してしまいました。

 

練習問題が十二分

穴埋めの基礎から、選択、接続法への書き換え、スペイン語作文まであり、正直なところ、お腹いっぱいになりました。

 

学習後も参考書利用可能

説明が丁寧なので、問題集としての利用が終わった後も

「この表現はどうだったかな?」

という時にはパラパラとめくり、調べる事が出来ます。

 

 

 

もう一歩のところ(デメリット) 

1.接続法現在、2.接続法の過去時制はいらない

接続法の学習者となれば、動詞活用はおおよそ感覚として身に付いているので、動詞の活用に割り当てるよりも、総復習問題がもっと欲しいと感じました。

 

B1を狙うだけならここまでいらない

あくまでも接続法をマスターするドリルなので、接続法現在のみが出題されるB1学習者にはオーバースペックの感じがあります。

しかし、B1を目指すという事は、その先にB2を目指しているという事とも言えるので、やっておいて損は無いと思います。

 

 

使い方

ドリルなので繰り返しやるに尽きます。しかし、問題をやっていると

「どうしてこの場合は接続法なんだろう・・・」

と疑問が出てくる事も多いので、オンラインでもいいので質問が出来る環境を構築しておくことをおすすめします。

 

 

DELEのレベル

B1

あくまでも筆者の感覚となりますが、パラパラとめくり

「へー、こんな時は接続法なんだ。少し問題でもやってみるか。」

と、問題を解いて雰囲気を知る程度でB1には対応可能です。

 

B2

このドリルを完璧にすれば読解パート最後の文法問題は闘えるレベルに到達しますが、このドリルだけでは不十分だったというのが、筆者の経験となります。

 

当然のことながら、接続法を使った入念なアウトプットを日頃から練習していないと身に付ける事ができないので、このドリルで体系を把握したのなら、どんどんと口頭、作文で応用し、体に染みつけてしまう事をおすすめします。

 

表現の仕方に困った時は参考書のように使えるので、筆者は助けられました。