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薪ストーブを使う上での雑務とメリット、デメリット

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結論、はじめに

 

結論:雑務の多さに見合う暖かさなのかは「気持ち」が大切かも。

 

筆者の住んでいる安曇野では、屋根から煙突が出ていたり、建物の周りに薪を積んである家が結構あります。

「薪ストーブって暖かいよね。」

という声もよく聞いたので、早速、昨年の11月から薪ストーブを設置し、使用して検証しました。

 

筆者が現在住んでいる安曇野地域は降雪量は多くは無いものの、北アルプスの直下になるので、真冬の北アルプスからの吹きおろしは非常に冷たく、1月~2月の厳冬期では朝の気温がマイナス10℃近くなる事もよくあります。

 

そんな環境下でシーズンを通して使用してみましたが、使い始める前には思ってもいなかった事が続々と出てきました。

 

 

雑務の多さ

 

先ず、想定内、想定外を含め、こんな日々の仕事がありました。

 

  • 薪搬入:毎日必要になるので、外の薪棚から日々搬入が必要になります。
  • 薪補給:焚いている間は、定期的に薪を補給する必要があります。
  • 周辺掃除:灰や木屑で薪ストーブ周辺の床は汚れるので、日々の掃除はかかせません。
  • 耐熱ガラス掃除:汚れてくると炎がよく見えなくなるので、火を見て楽しむのには掃除が必要(1週間に1回程度)
  • 灰掃除:毎日焚いていると、炉内にはどんどんと灰が溜まってくるので、炉内が狭くなってきたら処分する(1週間に1回程度)
  • 虫駆除:薪には冬眠中の虫がついている事があります。冬眠中の足長バチ、ミツバチ、カメムシ、てんとう虫、黒い甲虫、クモ等が、薪の中からでてきました。
    ※ 真冬の足長バチやミツバチは飛べずにノロノロと歩いているし、他の虫達も寒さのせいで動きは鈍いので、捕まえて外に持って行き、隠れるところのありそうな木に逃がしてあげました。
  • 焚き付け準備:これは圧倒的に足りなくなり、山で木を拾ったり、ゆずってもらいました。焚き付けが無いと文字通り薪の燃焼にも大きく影響するので、どれくらいあっても良かったと思いました。

 

これ以外には、乾燥期間(1年程度)を考えると、来年分の薪割りもする必要があります。(来シーズン用で2t程度は薪割りをしました。)

 

 

メリット、デメリット

 

「薪ストーブを使い始めて1ヶ月経ち、感じたメリット、デメリット」にも書いたメリット、デメリットがどう変化したかとなりますが、

 

メリット

  • ほんわりとした優しい暖かさ
    ⇒ 1月~2月の厳冬期は、朝・夜ともに暖かくなるまでの1時間程度は石油ファンヒーターを併用しました
  • 一度部屋が暖まると長時間暖かい
    ⇒ 部屋がしっかりと暖まると、石油ストーブと比較すると数時間は暖かさが継続していました。
  • 火をぼんやり眺めてリラックス ⇒ リラックスできました。(これが一番!)
  • 薪補給の楽しさ ⇒ 少し面倒になりました

 

デメリット

  • 暖まるまでに30分~1時間はかかる立ち上がりの遅さ 変わらず
  • 最適温度(150~300℃)での維持 ⇒ 慣れてくるとコツが分かってきます
  • 絶えず炎と薪ストーブの温度管理 ⇒ 変わらず面倒
  • クレオソート(煙突火災)
    ⇒ きちんと乾燥した薪を使っていれば、心配するほどではありませんでした。
  • 毎日の薪運搬(外から家へ) ⇒ ちょっと面倒でした
  • 日々の薪ストーブ周辺の木くずや炉内の灰掃除 ⇒ サボるとすぐに汚くなります
  • もう来年の薪の心配 ⇒ 薪ストーブユーザーの宿命ですね

 

クレオソートによる煙突火災に関しては、先日薪ストーブ屋さんにシーズン終了後の煙突掃除をしてもらった際に、煙突内側にはサラサラな黒い灰が付着していたとの事で、全く使い方には問題無いと言われたので、乾燥した薪を燃やしていれば心配する必要は無いようです。

  

 

薪ストーブは暖かい?

 

「薪ストーブって暖かいよね。」の解答となりますが、厳冬期(1月~2月)と冬の始まり終わり(11月~12月、3月~4月)で印象が変わりました。

 

ちなみに我が家は日中は外出するので、焚いていた時間は

  • 起床後(5時半)~出かける前(8時)
  • 夕方(4時半)~就寝前(9時)

となります。

 

焚き方は、200~250℃まで温度を上げて(30分~1時間)、後は薪を補給しながらの巡航運転でした。

 

ちなみに家は、築15年木造、設置場所はリビングの窓際、18畳程度。

 

厳冬期(1月~2月)

筆者の住む安曇野地域は朝の気温がマイナス10℃近くなる事もよくありました。こうした日は正直なところ「もっと頑張ってくれよ!」と思った事が何回もありました。

 

特に朝は部屋も冷え切っているので、暖まるまでは石油ファンヒーターとの併用になりました。

 

厳冬期は周辺雑務を含めて、労力に見合う暖かさなのかと言われれば、正直なところ「力不足」でした。

 

冬の始まり終わり(11月~12月、3月~4月)

この時期は、最低気温は下がってもマイナス5℃程度なので、薪ストーブを焚けば充分に暖かく、ときには焚き過ぎてしまい、暑くて窓を開けた事もありました。

 

薪ストーブは十二分に力を発揮してくれて、石油ストーブもお休みしていました。

 

 

最後に

 

住んでいる地域、家のつくり、設置場所にもよるとは思いますが、筆者が使用してみて感じた薪ストーブの感想としては、

「焚く為には日々の労力が必要。」

「マイナス5℃を下回る地域では薪ストーブ単体では寒い。」

といったところです。

 

但し、1日が終わり薪ストーブの炎を見ているとリラックスできたのは言うまでもありませんし、トップ画像のように赤くなった炭を見るのも楽しみでした。家族でクリスマスパーティーをしたり、お酒を飲んだりしている時に炎がゆらゆらしているので雰囲気を盛り上げるのに一役買っていました。

 

暖房に経済合理性のみを追求するのであれば、「薪ストーブという選択は無い」と断言できますが、その一方で、上にも書いた通り「気持ち」の暖かさをもたらしてくれたのでは?と思えるので、それなりに満足しています。

(初期投資は工事費も含めて100万以上しているので、「満足している!」と自分自身に言い聞かせないと、やってられないですね。)

 

次のシーズンに向けて、とにかく焚き付けを用意したいと思います。