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頭の悪い上司には「カラのレジ袋」のように対処し、会社で生き残る

頭の悪い上司には「カラのレジ袋」のように対処し、会社で生き残る

 

 

「そのやり方、頭悪いんじゃない?」

「そんな事も知らないの?」

「このまま進めたら、大失敗になりそう。」

「この頭の悪い上司と一緒に責任取りたくない!」

「頑固だし、反対意見なんて絶対聞かないし・・・、どうしよう。」

 

上司と話しているとこんな事を思う事があります。こんな時に軌道修正させる方法があります。

 

このブログのまとめ
  • 風に漂う「カラのレジ袋」になる
  • 上司の意見を最優先
  • 隙を突いて自分の考えを反映
  • 見ている人は見ている
  • 必ず評価される日が来る
対象の方
  • 頭の悪い上司に悩まされている方
  • 頭が悪くて強情な上司を上手く軌道修正したい方

 

筆者は約20年、日本企業等、5社に所属したり、製造業が中心ですが何社もの企業に訪問し、上司と言われる方々と一緒に仕事をしてきました。

 

このほとんどの期間を情報システム業務に携わってきたので、上司がITについてよく知らないというのは日常茶飯事でした。

 

数年前、ある会社の情報システム部門に所属していました。

 

上司は情報システム業務の知識も経験も無く、そうは言っても上司という立場なので、ネットで聞きかじった知識で優位をキープしたいと必死な様子でした。

 

ある日、上司とシステムの今後について話していると、意見が対立しました。

 

筆者は熱くなり、

「ITの専門知識も無いし、SEやPGの経験もないくせに、聞きかじった知識だけで、分かったような事を言わないでください。」

と言ってはならない一言を上司に放ち、非常に険悪になりました。

 

席に戻り、イライラしていると、とある先輩が、

「そんな時は、道端のカラのレジ袋にならないと。」

と教えてくれました。

 

「頭をカラにして、上司に迎合しろっていうの?」

と最初は憤慨しましたが、その先輩のやり方を見ていると実に上手く上司をコントロールしていました。

 

筆者もマネをするようになるにつれ、上司をコントロール出来る様になり、無用なストレスが減りました。

 

そもそも、こんな上司に見切りをつけてヒラリと転職でもしたいところですが、

「だって、そんなに簡単に辞められない。」

が本音なので、うまく上司をコントロールするしかありません。

 

 

「レジ袋」に物は入れない

レジ袋に物を入れると風が吹いても飛べないのと同じように、自分の考えを持っていると重くなります。

 

そうなると「風」である上司の意見や考えに対して反応は鈍くなります。

 

なので、レジ袋からあなたの考えは全て出してしまいます。

 

「頭の悪い上司の意見に迎合しないといけないの?」

と言われそうですが、上司との無駄な対立を避ける為に、先ずやるべき事です。

 

自分の意見をしっかり持つ事は素晴らしい事だと筆者は考えます。

しかし、組織で働く以上、上司を優先させるのは当たり前です。

 

自分の考えを徹底主張していると、最初のうちは上司も意見を聞いてくれます。

 

ただし、それは興味本位です。

 

上司も人間なので、自分の意見を通したいし、部下を従わせたいと思っているのに、意見対立ばかりの部下。

 

調子に乗って自分の意見ばかり言っていると、次第に煙たがられます。

 

いつしか上司の意見に従順に賛同してくれるカラのレジ袋(イエスマン)が現れ、上司はそちらを大事にするようになります。

 

次第にあなたの評価は下がり、

 

昇給や昇格はカラのレジ袋達に奪われ、

 

最後は閑職に追いやられます。

 

筆者は、SEや経営管理をやっていたので、あらゆる職種の方と話す機会がありました。

閑職に追いやられても自分の考えをわめき散らすオジサンやオバサンをたくさん見てきました。

 

こうした事にならないために、

 

 

カラのレジ袋のように舞う

上司を褒めちぎる

  • 「このバカ!」の言葉は飲み込んで、褒めまくる!

 

上司の考えを聞いたら、カラのレジ袋のようにフワリと反応し、

「おっしゃる通り!さすがは○○社長!○○取締役!○○部長!○○課長!素晴らしいお考えですね。」

と、どんな意見であっても上司に敬意を表し、褒めます。

 

自分の確固とした考えがあったり、上司の能力が低いと感じていると、良いとも悪いとも分からない微妙な表情をして黙ったり、時には正論をまくしたてて否定してしまうものです。

 

筆者もこうした態度で上司との関係悪化という失敗経験を何度もしているので、どんなに上司の意見がバカでも先ずは尊重してあげます。

 

上司も人の子、褒められれば嬉しいものです。

 

たとえそれがお世辞だと分かっていても。

 

自分の考えは付け加える

  • 褒めて上司の気持ちが大きくなった隙を突く!

 

褒めて尊重した後で

「私は不勉強でこんな考えやアイデアしか思いつきませんでした。ちょっと話してみてもよろしいでしょうか?」

や、

「このお考えに、これ(自分の考え)を付け加えたら、もっと面白くなりませんか?」

と、事前にレジ袋から出し、しまっておいた自分の考えをさりげなく披露しましょう。

 

褒められて気分が良くなっている上司は必ず聞きます。

 

大抵の上司は、あなたの話を聞きながら、自分の誤りや抜けに気付き、

「あっ!ここはこうしないと失敗するかも。なるほど理にかなっているな。それなら、これを付け加えて・・・」

と、あなたの意見を取り入れて軌道修正をしてくれます。

 

真っ向否定はしない

レジ袋に重い物が入っていると風に反応しないように、確固とした自分の考えや、普段から上司を無能であると思っていると、

この「最初に褒める」が出来ません。

 

筆者も20~30代の頃は、

「固くなった頭で何を言ってんだか、このオジサンは。もう時代遅れなんだよ。」

と思い、上司が意見を言い終わった瞬間に真っ向否定したり、イライラした時は言葉をかぶせていました。

 

筆者の専門分野の知識が無い上司には、

「それは違います!これはこうです!そんな事も知らないくせに口を出すのはやめてもらえませんか?」

とまくしたて、上司に煙たがられ、対立していました。

 

その結果、新規プロジェクトから外されたり、炎上案件をアサインされたりと散々いじめられる事になりました。

 

なので、真っ向否定だけはしてはダメです(無能といえど一人の人間)。

 

 

手柄は上司のモノ

前述の方法では、上司の考えがメインになり、部下の考えが8割採用されたとしても、上司の考えがメインになります。

 

結果、仕事が上手く行き、良い結果が出たとしても手柄は上司のモノです。

「私が軌道修正しなかったら失敗したくせに。」

「ほとんど私のアイデアのくせに。」

と思いますが、ここは耐えて上司を称賛しましょう。

 

こうした時に上司の上役や同僚に、

「私がこう言ったから~」

「私のアイデアが~」

「上司のアイデアだけだったら、今頃は~」

とアピールするのはNGです。

 

見苦しいだけではなく、階層(ヒエラルキー)を意識出来ないダメ社員と見られてしまいます。

 

どんなに頭が悪くても上司はリーダーなのです。

 

せっかくの成果を、無駄なアピールで台無しにしたり、「自己主張の強いバカ」というレッテルが貼られてしまうのはもったいない限りです。

 

 

いつまで頭の悪い上司に耐えるのか

頭の悪い意見を聞き、気を使い、軌道修正したのに、手柄は上司のモノ。

 

なんとも理不尽な状況ですが、組織で働く以上はつきものだと筆者は考えます。

 

これが出来る人は有能

筆者は「カラのレジ袋」が出来ず苦労しましたが、これが出来る方は本当に有能だと思います。

 

  • 理にかなった自分の考えを持っている
  • 状況に合わせてその考えを発信できる
  • 階層(ヒエラルキー)を配慮できる
  • 人(上司すら)を上手く使うことができる

 

これだけの能力を兼ね備えている人はあまり居ないのではないでしょうか?

 

一方で、自分の考えは持っていても、

組織や自分の置かれた状況を考慮できずに突っ走り、

上司を上手く使うことも出来ず対立し、

居場所も無くなり辞めていく。

挙句の果てにネットにネガティブな書き込み。

 

こうした同僚達をたくさん見てきました。筆者もその一人です。

 

カラのレジ袋になって我慢していても、前述の4つの能力を備えている人を世間は見逃しません。

 

見ている人は見ている

最初に出てきた先輩ですが、その後、大躍進しました。

 

上司の昇進に合わせて彼も昇進し、ある時、取締役会で企画を協議する事になりました。

 

頭の悪い上司は単独で対応できるはずもなく、先輩を同席させました。

 

取締役達からの質問にスラスラと答える先輩、一方、頭の悪い上司は質問にしどろもどろになり、先輩に助けを求める始末。

 

その後、取締役達の目に留まった先輩はどうなったかは言わずもがなです。

 

この先輩は上手く行き過ぎた例かもしれません。

 

仮に機会に恵まれず、他の会社に転職する事になったとしても培った能力は活かす事ができるので、無駄ではありません。


この方法は全く面白みが無く、どちらかと言えば古臭いやり方かもしれません。

頭の悪い上司を上手く操り、会社生活をしなやかに生き残る為にも「カラのレジ袋」になる事が重要です。

 

 

メリットをもっとジュルジュルしたい時に読む本

  • 「タテ社会」と「空気」を制して、メリット(地位・報酬)をゲット

 

カラのレジ袋を演じなければならない企業の多くは古い体質です。

 

先進気鋭な企業では未知な事も多く、対処に苦労しますが、古い体質であれば研究されているので振る舞い方は、勉強すれば見えてきます。

 

先ず、古い体質の企業の典型的な文化である「タテ社会」を学ぶ必要があります。

 

タテ社会の人間関係 単一社会の理論
中根 千枝(著)
講談社(1967年2月16日)

 

これを読むと、「ウチの会社」と呼ぶ事が、日本の古くからの「家制度」に由来していたり、「タテ社会」の成り立ち、ナンバー2が美味しい理由が見えてきます。

 

 

もう一つ古い体質でサバイバルする為に学んでおく事が必要なのが「空気」です。

 

「空気」の研究
山本 七平(著)
文藝春秋;新装版(2018年12月4日)1983年10月1日初版

 

空気を支配する側に回れば、味方を増やす事も出来ます。一方で、空気を支配できなければ「空気の読めない人」となって、閑職に甘んじる結果になります。

 

「タテ社会の人間関係」「空気の研究」も出版されたのは40年以上前なので、表現も難しかったりしますが、「空気の研究」に関しては入門書もでています。

 

「超」入門 空気の研究 日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力
鈴木 博毅(著)
ダイヤモンド社(2018年12月6日)

 

これらを読み、勉強する事で「タテ社会」での振る舞いを学び、「空気」を制して、メリット(地位・報酬)をジュルジュルと吸えるようになります。

 

筆者はこれらを読んで問題意識ばかりが先行してしまい、

「古い文化をぶっこわす!」

と意気込んで「空気の読めない人」になり、貧乏くじばかりをひかされた苦い経験があります。

 

残念ながらオーナーで無い限り古い体質は変えられません。

それよりもこうした本で学び、うまく振る舞い、個人の利益を最大化させる事が先決だと痛感しました。

 

これで記事は終わりとなります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事は筆者自身の会社員経験等を基にしています。

多少なりとも参考になれば嬉しい限りです。