ブロゲーロ

昭和な価値観で古い体質の日本企業の特徴(≒ブラック企業)

f:id:todomio:20190701150225j:plain


  

 

 

 

結論、はじめに

 

結論:こんな体質の企業は「和式トイレ」と同じで淘汰されていくのでしょう

 

時代は平成も終わり令和になったというのに、まだまだ昭和な価値観で古い体質を持つ企業は多数存在しています。ひょっとすると日本の大多数の企業は古い文化のままなのかもしれません。

 

こういった古い体質な企業は「和式トイレ」と同じでしょう。

「和式トイレ」にはもちろんメリットもありますがデメリットが多く、「洋式トイレ」に取って代わられたように、こうした「和式な企業」もいずれ姿を消していくことになるのでしょうか。

 

そこで「昭和な価値観で古い体質」とは何かを筆者の経験を基に列挙してみましたので、あなたの会社が当てはまるのかチェックしてみてください。

 

因みに「昭和な価値観」ですが、日本の高度経済成長期に育まれた価値観です。

 

日本は人口ボーナス期でもあり、「誰が何をやってもうまくいく」「とにかく大量生産」な時代だったので、真面目に言われた事だけをこなす人材が重宝されました。経営者も社員を飼いならして奴隷のようにする必要がありました。

 

少しだけ良く言えば、社員は家族の一員(経営者:親、社員:子?召使?)で、上から下に管理統制が行き届き、部下は上司に従順である(死ねと言われれば死ぬ)。悪く言えば、独裁で部下の意見は通らず、言われた事だけをやっていればよい、風通しの悪い組織と言ったところでしょうか。

 

高度経済成長が終わった1970年代から50年(半世紀!)近くも経つのに、未だに根付く悪しき価値観に恐ろしさを感じます。

 

 

特徴 

創業家、取締役や部長・課長の態度】

  • 部下に対しては高圧的で、社員は容易に取替えが出来ると未だに思っている。
  • 社長、創業家に対しては絶対にイエスマン(逆らう事は退職を意味する)。
  • 上から下にイジメの連鎖がある。
    (社長⇒取締役⇒部長⇒課長⇒係長⇒主任⇒ヒラ社員⇒派遣・バイト)
  • 事業所内の一番偉い人が帰る時は部下がお見送り。
  • 社長や上司が自分の席に来たら、立ち上がり直立不動で話を聞く。
  • 未だにパソコン仕事に対して否定的な考えを持っている(手書きが一番!)。
  • 退職者は裏切り者であり、退職者に「仕打ち」を行うのが当たり前。

 

特徴に関する関連記事

www.bloguero.info

 

【職場環境】

  • 課長以上はおじさんだらけ(30代後半以上)
  • 取締役はお爺さんだらけ(60代以上)
  • 机の並びが教室の様になっていて、一番後ろに上司が居て、PCの画面を監視出来るようにしている。
  • 職場内に異様な緊張感があり、息が詰まる感じがする。
  • 机の配置で誰が偉いか一目瞭然になっている。
  • 職位によって椅子と机の格差がある。
  • ヒラ社員の椅子が昔ながらの4つ車輪の安い椅子。
  • 席替えは部長が案を出して社長や取締役が決める事。
  • 電話は新入社員が取る事が暗黙の了解で妙なプレッシャーをかける
  • 電話は小声で話す雰囲気。

 

【身だしなみ】

  • 朝、白以外のワイシャツを選択すると、上司の顔が思い浮かんで躊躇する。
  • 朝、ニットネクタイを選択すると、上司の顔が思い浮かんで躊躇する。
  • スタイリッシュなスーツを着ていると社内で浮いてしまう。
  • 髭を生やしたら、上司に説教部屋に呼ばれるのは確実。
  • 男性が長髪にしたら、上司に説教部屋に呼ばれるのは確実。
  • 見栄えが悪いからとの事で「眼鏡禁止」特に女性。

 

【勤務】

 

勤務に関する関連記事

www.bloguero.info

www.bloguero.info

 

【勤務外】

  • 社員旅行、ゴルフ、イベント等に参加をしないとボーナスに響く。
  • 上司が誘う飲み会や会社イベントに参加しないと、コミュニケーション能力が無いとみなされる。
  • 上司を飲み会に誘わずに、翌日に上司が気付くと、仕事に支障がでる(小さな事で怒られる、稟議を承認しない、またはケチをつけて差し戻し)。
  • 上司がお中元、お歳暮、年賀状、お礼(日々、世話してやっているのだからお礼があって然るべき)を密かに期待している。 

 

いかがでしたか?

 

当てはまる項目があればあるほど、昭和な価値観たっぷりの古い体質の企業と言えるでしょう。

 

 

昭和な価値観にもメリットはあるが・・・

 

もちろん、これらの項目の中にはメリットも含まれています。

例えば、会社イベントは団結力向上の為の施策であったり、職場の適度な緊張感は仕事を行う上で必要でしょう。

 

一方で、会社の将来を担う20~30代に古い文化を無理に押し付ければ、自由な考えを持つ有能な人材ほど去ってしまうのは明白です。

 

和式トイレのように、背骨が真っすぐになって用を足しやすいという数少ないメリットがある反面、慣れていない人達には足がしびれて長くしゃがんでいられないし、妊婦や高齢者にも苦しい恰好をさせる不親切なところが、古い体質の日本企業によく似ています。

 

 

最後に

 

こうした古い体質の企業では年功序列が機能している為、40~50代が会社組織の中枢である課長~部長職を担っていて、こうした古い文化を変革できるポジションに居ます。

しかし、彼らは60~70代の昭和な価値観しか認めない取締役達にゴマすりばかりしていて、大したメリットもない悪しき習慣を見て見ぬふりをしています。見て見ぬふりだけならまだいいのですが、

「俺たちも我慢したんだから、20~30代も我慢しろ!」

と助長するような輩も現れています。

 

筆者が経営企画に携わっていた数年前(2016年頃)の話ですが、人事制度を刷新してリモートワークでも可能であれば本人が選択可能にする取り組みを進めようとしました。

 

部長(当時50代前半)は、

「おっ!いいね~。我が社もいよいよリモートワークだね!ただ会社に出てくればいいなんていう時代は終わってるからね!さっさと進めよう!」

と喜び勇んでいたのもつかの間、

 

社長(当時60代後半)、取締役(60代前半)から猛反対を受けました。

「会社員っていうのは、きちんと同じ時間に出社して、上司に挨拶をして、上司の指導の下で仕事をするもんなんだ!」

「上司が監視していなかったら、みんなサボっちゃうじゃないか!」

と時代錯誤な事を言いだし、結局ボツになりました。

 

その時、その部長は何を言い出したかというと、

「そうですよね~。やはり上司と部下が違う場所に居るのなんておかしいですよね。」

「リモートワークなんておかしな物が流行っていて困りますね~。」

「確認不足で申し訳ありません。こんな内容だとは知らなかったもので・・・。〇〇さんさぁ、もうちょっと考えてから提案するべきじゃない?」

とコロっと態度を変え、逆に怒られてしまいました。

 

この話からも分かるように実権を握っている社長や取締役が60代以上の老害が占めている場合はいくら部長達が変革をしようとしても生殺与奪権を握る老害に阻まれてしまうので、全く期待は出来ません。しょせん部長職といっても社畜に過ぎないのです。

 

こうした昭和な価値観の企業はネットのうわさ等から「ブラック企業」と認定され、若い世代が寄り付かなくなり、新しいものを何も生み出せない、オッサン社畜とオバサン社畜だらけになり、何の魅力も無い企業になり果て、「和式トイレ」と同じように市場から淘汰されていくのでしょう。